リンクをタップした時にLINEアプリが開かずブラウザでログイン画面が表示されてしまう
LIFFを使用した画面(経路別友だち登録画面、Posterクーポンや、アンケート画面など)へのリンクを外部アプリに設定し、そのリンクをタップした際に直接LINEアプリが開かずにブラウザでLINEログイン画面が表示されてしまうケースがありますが、OSや外部アプリの「リンク処理の仕組み」によるものであり、Poster側では制御が行えません。
アプリ内ブラウザ(WebView)の利用によるケース
SNSアプリやメールアプリなどの外部アプリに https://liff.line.me
から始まるリンクを設定した場合、リンクをタップした際に、独自のアプリ内ブラウザ(WebView)でページを開くことがあります。
このアプリ内ブラウザは、多くの場合、外部のネイティブアプリ(この場合はLINEアプリ)を直接起動するための機能が制限されているか、ユーザーのプライバシー保護やアプリの一貫した体験を提供するために、意図的に外部アプリへの遷移を抑制するように設計されているため、直接LINEアプリが起動しない原因の1つです。
ユニバーサルリンク/App Linksの扱い
LINEアプリは、iOSの「ユニバーサルリンク」やAndroidの「App Links」という仕組みに対応しており、これらは、特定のURL(例: https://liff.line.me
)をネイティブアプリで開くためのOSレベルの機能です。
しかし、外部アプリがこの仕組みを常に利用するとは限りません。アプリ内ブラウザで開いてしまうと、このユニバーサルリンク/App Linksの恩恵を受けられず、結果としてブラウザでLINEログイン画面が表示されてしまうことになります。
上記の要因から、専用のアプリで表示されることが多いSNSなどのサイト(InstagramやX、Facebookなど)にLIFFのURLリンクを指定した場合、LINEアプリが起動しない確率が非常に高いです。