LIFFアプリとLINEミニアプリの違いとは?未認証・認証済みの3種類を比較
「LIFFアプリとLINEミニアプリは何が違うの?」
「これからLINE上のアプリを作るなら、どれを選べばいい?」
LINEのウェブアプリ開発を始めると、まずこの疑問にぶつかりますよね。
結論から言うと、これから開発するなら未認証ミニアプリがおすすめです。LIFFアプリと機能差は大きくなく、将来認証済みミニアプリに格上げする場合もURLが変わらないためです。
この記事では、次の内容を順番に解説します。
この記事でわかること
- LIFFアプリとは何か
- LIFFアプリとLINEミニアプリの違い
- 2024年11月28日以降変わった3種類の違いと選び方
最終更新日:2026年10月9日
確認元:https://developers.line.biz/ja/news/2024/11/27/line-mini-app/
LIFFアプリとは
LIFFアプリとは、LINEアプリ上で動作するウェブアプリで、LINEヤフー社が提供するLIFF(LINE Front-end Framework)の仕組みを使用して開発されたアプリケーションです。
開発したLIFFアプリをユーザーに提供するためには、「LINEミニアプリチャネル」「LINEログインチャネル」のどちらかに登録して公開する必要があります。
LIFFアプリとLINEミニアプリの違い
LINEミニアプリもLIFFを使用して開発するウェブアプリのため、LIFFアプリの一つです。
「LINEミニアプリチャネル」で公開されるLINEミニアプリと区別するため、「LINEログインチャネル」で公開されているアプリを一般的に「LIFFアプリ」と呼んでいます。
つまり、LIFFアプリとは「LINEミニアプリじゃないほう」です。
LINEログインチャネルとLINEミニアプリチャネルの違い
2024年11月27日までは、LINEミニアプリチャネルでアプリを公開するためにはLINE社の審査で認証される必要がありました。
一方で、LINEログインチャネルで公開するアプリ(LIFFアプリ)は審査が不要なため、個人開発や小規模ビジネスでの利用にはLIFFアプリを使用するケースが多くありました。
2024年11月28日から、未認証のLINEミニアプリも公開可能となったため、
現在は、LINEログインチャネルで公開するアプリ(LIFFアプリ)、未認証ミニアプリ、認証済みミニアプリの3種類が存在します。
審査が不要という点では、LIFFアプリも未認証ミニアプリも同じです。そして、この2つには大きな機能差はありません。
3種類の早見まとめ
| LIFFアプリ | LINEログインチャネルで公開。審査は不要。 |
|---|---|
| 未認証ミニアプリ | LINEミニアプリチャネルで公開。審査(認証)なしで公開できる。 |
| 認証済みミニアプリ | LINEミニアプリチャネルで公開。LINEの審査(認証)を通過したもの。 |
LIFFアプリと未認証ミニアプリの違い
LIFFアプリと未認証ミニアプリには大きな機能差はありませんが、将来的に認証済みミニアプリに格上げしようとした場合、LIFFアプリからLINEミニアプリに変更する際にアプリのURLが変わってしまいます。
未認証ミニアプリを認証済みミニアプリにする場合はURLは変わりませんので、これから開発する場合は未認証ミニアプリを選択しましょう。
たとえば、予約フォームをLIFFアプリとして公開し、半年後に事業が伸びて認証済みミニアプリにしたくなったとします。
この場合、URLが変わるため、すでに案内済みのリンクやリッチメニューの設定を差し替える必要が出ます。最初から未認証ミニアプリで作っておけば、この作業を避けられます。
未認証ミニアプリと認証済みミニアプリの違い
未認証ミニアプリと認証済みミニアプリの違いは、主に「ユーザーに見える表示」と「使える機能」にあります。
認証済みミニアプリのほうが、ユーザーとの接点を増やす機能が多く用意されています。
ヘッダーの表示
未認証ミニアプリは、ヘッダーにタイトルと、エンドポイントURLのドメイン名が表示されます。

認証済みミニアプリは、ヘッダーにタイトル、LINEミニアプリ名、認証バッジが表示されます

認証済みミニアプリだけで使える機能
認証済みミニアプリでは、未認証ミニアプリにはない次の4つの機能を使えます。
① LINEの検索機能からアクセスできる
認証済みミニアプリは、LINEの検索機能から探してアクセスしてもらえます。すでに案内先が決まっている相手だけでなく、まだ自社を知らない新規ユーザーにも見つけてもらえる点が、未認証ミニアプリとの大きな違いです。
② ホーム画面にショートカットを追加できる
ユーザーの端末のホーム画面に、ミニアプリへのショートカットを追加する機能が利用できます。
これを使うと、LINEを開かなくても、アイコンから直接起動してもらえるため、継続的に使ってもらいたいアプリに向いています。

③ Custom Pathを利用できる
Custom Pathとは、本番用のLIFF URLに設定する独自の文字列のことです。この機能を使うと、LIFF URLに独自の文字列を設定できます。

たとえば、ユニークな名前をCustom Pathとして設定することにより、ユーザーはURLからどのブランドや店舗のLINEミニアプリなのかがわかるようになります。なお、Custom Pathを設定した場合でも、LIFF IDによるURLも従来どおりアクセスできます。
Custom Pathを設定する | LINE Developers
④ チャネル同意の簡素化ができる
認証済みミニアプリでは「チャネル同意の簡素化」を利用できます。

「チャネル同意の簡略化」機能を有効にすると、ユーザーがLINEミニアプリに初めてアクセスする際に、「チャネル同意画面」をスキップし、すぐにLINEミニアプリの利用を開始できるようになります。ユーザー体験向上のため、「チャネル同意の簡略化」機能を有効にすることを推奨します。
「チャネル同意の簡略化」機能とは | LINE Developers
認証済みミニアプリが向いている人・未認証ミニアプリで十分な人
認証済みミニアプリが向いている人
- LINEの検索から新規ユーザーに見つけてほしい人
- ホーム画面から使い続けてもらいたい人
- 独自のLIFF URLを使いたい人
- 認証バッジで信頼感を示したい人
未認証ミニアプリで十分な人
- すでに案内先が決まっている相手(自社の顧客や社内メンバーなど)に使ってもらう人
- まず審査なしで公開して試したい人
美容室の予約アプリを作る場合を例にすると、すでに通っているお客様にLINEの公式アカウント経由で案内するだけなら、未認証ミニアプリで十分です。
一方、「近くの美容室」としてLINEの検索から新規のお客様に見つけてほしい場合は、検索機能から入れる認証済みミニアプリが向いています。
どれを選ぶ?迷ったときの判断基準
LINE公式からも、LIFFアプリを新規作成する際はLINEミニアプリとして作成することが推奨されています。(参考:(参考:https://developers.line.biz/ja/news/2025/02/12/line-mini-app/)
-
これから新規で開発する
→ LINEミニアプリ(まずは未認証ミニアプリ)
-
LINEの検索から見つけてもらいたい、ホーム画面にショートカットを置いてもらいたい
→ 認証済みミニアプリ
-
審査なしで、まず公開して試したい
→ 未認証ミニアプリ
-
すでにLIFFアプリを運用している
→ そのまま使い続けられます。
既存のLIFFアプリは、ブランド統合後も引き続き利用できると案内されています。LINEミニアプリへの移行手段も提供される予定とされているため、移行したい場合は最新の案内を確認してください。
結論から言うと、これから開発するならLINEミニアプリ、その中でもまず未認証ミニアプリがおすすめです。
LINE公式もLIFFアプリを新規作成する際はLINEミニアプリとして作成することを推奨しており、将来認証済みミニアプリに格上げする場合もURLが変わらないためです。
導入手順については別の記事で解説しています。
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よくある質問
どちらもLIFFで開発するウェブアプリです。公開するチャネルが「LINEログインチャネル」ならLIFFアプリ、「LINEミニアプリチャネル」ならLINEミニアプリと呼び分けます。
LINEログインチャネルで公開するLIFFアプリは、審査は不要です。
認証済みミニアプリでは、ヘッダーに認証バッジが表示され、LINEの検索からのアクセス、ホーム画面へのショートカット追加、Custom Path、チャネル同意の簡素化が使えます。
未認証ミニアプリでは、ヘッダーにエンドポイントURLのドメイン名が表示されます。
LINE公式では、LIFFアプリを新規作成する際はLINEミニアプリとして作成することを推奨しています。(参考:https://developers.line.biz/ja/news/2025/02/12/line-mini-app/)
LINE公式のお知らせ(2025年2月時点)では、既存のLIFFアプリは、LIFFとLINEミニアプリのブランド統合後も引き続き利用できるとされています。
これから開発するなら、未認証ミニアプリがおすすめです。
まとめ
- LIFFアプリは、LINEログインチャネルで公開するアプリで、「LINEミニアプリじゃないほう」。
- 現在は、LIFFアプリ・未認証ミニアプリ・認証済みミニアプリの3種類がある。
- 認証済みミニアプリは、LINE検索からのアクセスやホーム画面へのショートカット追加など、ユーザーとの接点を増やす機能が使える。
- これから作るなら、将来URLが変わらない未認証ミニアプリがおすすめ。
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