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LINE公式アカウントのAPI(Messaging API)について

この記事では、LINE公式アカウントで提供されているAPIとは?APIを使うとどのようなことができるのか?について解説していきます。

LINE公式アカウントのAPIとは

LINE公式アカウントで利用できるAPIは Messaging API といい、LINE公式アカウント上のLINEユーザーとのコミュニケーションをより便利にすることを目的として提供されているAPIです。

引用 LINEキャンパス

Messaging APIは、LINE公式アカウント上のLINEユーザーとのコミュニケーションをより便利にするためのAPIです。
Messaging APIを利用することで、予約機能やデジタル会員証など、顧客とのコミュニケーションをよりスムーズに実現する機能をLINEのトークルームで提供できます。
また、リッチメニュー(LINEトーク画面の下部に表示するメニュー)と組み合わせることで、よりインタラクティブなコンテンツを作成することが可能です。

LINE API Use Case – Messaging API(双方向メッセージ送信API ) より抜粋

Messaging APIでどんなことができる?

“LINE公式アカウント上のLINEユーザーとのコミュニケーションをより便利にする” とは、具体的にはどういった事ができるようになるのでしょうか。

パーソナライズされたメッセージの配信

引用 LINE API Use Case

「Messaging API」を活用することで、LINE公式アカウントの友だち(ユーザー)に対して、パーソナライズされたメッセージ配信が可能になります。

LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)上でも、メッセージ配信時に「絞り込み」の設定を行うことで、指定した属性にマッチするユーザーに対してのみ配信することが可能です。

ただし、属性を使った絞り込みはターゲットリーチが100人以上必要であり、また「友だち期間」「性別」「年齢」「OS」「エリア」の5つのみです。

そこでMessaging APIを活用した場合、例えば

  • 今月誕生日の人にだけメッセージを配信
  • 特定の情報を希望する人にだけメッセージを配信
  • このイベントに応募した人にだけメッセージを配信

といったことが可能になり、よりパーソナライズされたメッセージを配信することが可能になります。

ユーザーに合わせたリッチメニューの提供

引用 LINE API Use Case

リッチメニュー(LINEのトーク画面下に表示されるメニュー画像)に対しても、より高度な設定や活用が可能になります。

例えば、

  • タップするボタンの数やレイアウトを自由にカスタマイズ
  • ユーザーごとに異なるメニューを表示
  • 複数のメニューを設定し、タブで切り替え可能なタイプを導入

といったこともMessaging APIを使うことで可能になります。

LINE公式アカウントのAPIは使った方が良い?

APIのを使用した方が良いかどうかは、LINE公式アカウントを使ってどのようなことがしたいかにより異なります。

LINEの標準機能では実現できない高度な機能が必要な場合

自社のサービスで実現したいことがLINEの標準機能だけでは難しい場合、Messaging APIの利用も検討しましょう。

例えば、以下のような場合はLINEの標準機能だけでは実現が難しいです。

  • アンケートに答えてくれた方にクーポンをプレゼントしたい
  • イベントの参加希望者にのみ詳細案内メッセージを送りたい
  • 会員登録してくれた人にだけ専用のメッセージを表示させたい

LINEで提供している範囲での絞り込みで十分な企画やサービスを提供する場合にはMessaging APIの利用は必要ありませんが、よりパーソナライズな提供をしたい場合にはAPIの利用が必要になります。

自社システムとの連携が必須な場合

元々自社で構築したシステム上で管理しているユーザーIDとLINEのユーザーIDを紐付け、うまく活用したい場合にはMessaging APIの利用が有効です。

例えば、自社のECサイトの顧客IDとLINEのユーザーIDを紐付けることで、カート落ち通知を可能にしたり、ユーザーに合わせたおすすめ商品の情報を配信することも可能になります。

Messaging APIを導入するには?

それでは、LINEのMessaging APIを利用してカスタマイズしようと思った場合、実際にはどのように導入したらいいでしょうか。

自社に開発部門があったり、また予算に余裕がある場合には一から開発を行うことができますが、そうでない場合にはかなりハードルが高いものとなります。

拡張ツールを利用するのがおすすめ

自社では開発できない、開発会社に依頼する程でもない、または少ない予算で実現したいといった場合にはPosterのようなLINE公式アカウント拡張ツールを利用する方法がおすすめです。

LINE公式アカウントの拡張ツールとは、LINEのMessaging APIを使って作られた様々な機能を提供してくれるツールです。

拡張ツールの利用費用は別途必要になりますが、自社または開発会社で一から依頼するより安価に導入することができます。

安価に導入できる反面、拡張ツールは画一的に機能が提供されているため、ツールによっては実現したい機能が利用できない場合もあるため、ツールの選び方が重要となります。

実現できる機能はツールによって異なりますが、ほとんどの場合において

  • メッセージの絞り込み(セグメント)配信
  • リッチメニューのカスタマイズ

この2点は可能な場合が多いです。上記以外にも企業の特色により様々な機能が提供されています。

LINE公式アカウント拡張ツール「Poster」とは

弊社のサービス「Poster」は、メッセージ配信時に細かな条件での絞り込み配信(セグメント配信)やリッチメニューのカスタマイズはもちろん、アンケートやオリジナルクーポンの作成など様々な機能を利用できます。

Posterは、個人や中小企業(小規模)〜大規模まで様々なプランをご用意しています。そのため、まずはすぐに使って試してみたいというフットワークの軽い方にも向いています。

Poster利用料金ページ参照

また、使い方や運用方法にも手厚くサポートしてほしい方向けの「サポートプラン」もあり、活用方法に不安がある方にも安心してご利用いただけます。

Posterサポートプラン参照
Poster Posterの機能紹介

Posterの実際の機能はデモアカウントでも体験できます。

カスタマイズの要望にも対応

Posterでは、外部システムと連携したい人向けにPoster APIを提供しています。

拡張ツールで提供されている機能はどの業種でも使えるよう汎用的な分、融通が効かないといったデメリットがありますが、Posterでは有償で一部機能を専用でカスタマイズすることも可能です。

Poster APIを使った実例としては、

  • Posterのポイント機能と自社の会員証機能の連携
  • Posterのスタンプラリー機能と自社サイトを連携して達成者だけにオリジナル商品をプレゼント

などがあります。

まとめ

LINE公式アカウントのMessaging APIを利用することで、標準機能ではできない高度な設定や活用ができるようになります。

また、拡張ツールを利用することで比較的低予算で導入することが可能です。

拡張ツール「Poster」は、友だち300人までは無料で様々な機能を利用することができるので、ぜひ一度気軽に始めてみてはいかがでしょうか。


Posterの機能を使ってさらにカスタマイズをしたい場合は、サポートプランにて承っています。こちらも合わせてご検討下さい。


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※ LINE 及び LINE公式アカウント はLINE株式会社の商標または登録商標です。 Poster®はLINE株式会社が提供する LINE Messaging API を利用しています。

※ 「Poster」は株式会社モスコソリューションズの登録商標です。