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【活用例あり】LINEでサブスクを始めるメリットとは?会員制導入で月額収益を安定化!

サブスクとは?

「サブスク」とは、サブスクリプション(subscription)の略で、月額や年額といった定額料金を支払うことで、商品やサービスを一定期間利用できる仕組みのことです。

サブスクリプションの国内市場規模は年々拡大しており、2022年度の国内のサブスクサービスの市場規模は約8,965億円で、2023年には見込値で約9,430億円と推計されました。(出典:矢野経済研究所

2024年現時点での市場規模データは発表されておりませんが、今後も拡大していくと予想されています。

サブスクの主な例には以下のようなサービスがあります。

  • 音楽配信サービス:Spotify、Apple Musicなど
  • 動画配信サービス:Netflix、Amazon Prime Videoなど
  • 電子書籍:Kindle Unlimitedなど
  • 食材宅配:Oisixなど

サブスクリプションを導入するメリット

サービス提供側にとって、サブスクリプションを導入するメリットはどのようなものがあるでしょうか。

安定的な収益

サブスクリプションを導入した場合、一度契約してもらえれば毎月または年額で安定した収入を得ることができます。

一回限りの販売では、売上が変動しやすく予測が難しいですが、サブスクリプションの場合は契約者数と月額料金が分かれば、ある程度の売上を予測することができます。

これにより、事業計画を立てやすくなり経営の安定化に繋がります。

顧客との長期的な関係構築

顧客との継続的なコミュニケーションを通じて、顧客からのフィードバックを気軽に得ることができます。顧客の声を反映したサービス改善を行うことで、顧客満足度を高め、長期的な関係を築くことができます。

満足度の高い顧客は、サブスクリプションで提供しているサービス以外の商品にも興味を持つ可能性が高く、リピート率にも繋がります。

データの蓄積

顧客の利用履歴、購買履歴、閲覧履歴などを詳細に分析することで、顧客のニーズや行動パターンを深く理解することができます。これらのデータを分析することで、よりパーソナライズされたサービスを提供したり、新たな商品開発に繋げたりすることができます。

サブスクリプション導入の際の注意点

上記のメリットがある一方で、導入に際して気をつけるべき点もあります。

顧客のニーズを正確に把握すること

顧客が本当に求めているものを提供できるかが成功の鍵です。あまり需要のないものをサブスクとして提供しても売上には繋がりにくく、効果が発揮されません。

競合との差別化

他社との差別化を図り、自社のサービスの魅力を伝えることが重要です。

価格設定

顧客が納得できる価格設定を行う必要があります。また同時に、継続的に提供が可能な価格かどうかも考慮する必要があります。

例えば、「無料食べ放題」等のサービスを提供する場合に、原価計算や想定外の利用者に対する対策も考慮した上で設定をする必要があります。

LINEでサブスクを導入するメリット

LINEは、日本国内で最も利用されているコミュニケーションツールの一つです。LINEにサブスクを導入することで、以下のようなメリットが期待できます。

既存顧客へのアプローチ

LINEの友だちに直接サブスクの情報(会員限定のクーポンやポイント、プレゼント等)を届けることができます。

コミュニケーションの円滑化

LINEのチャット機能を使って、顧客とのコミュニケーションを円滑に行えます。

LINEは日常的に利用されているコミュニケーションツールのため、企業と顧客の間のコミュニケーションが円滑になります。

プッシュ通知

新商品情報やキャンペーン情報を、プッシュ通知でリアルタイムに配信できます。

オンラインイベントや期間限定キャンペーンのお知らせなどをプッシュ通知で送ることができ、顧客の購買行動を促し、売上アップに繋げます。

サブスクを使った活用例を紹介

サブスクのことは理解できたものの、具体的にはどのような活用方法があるのか気になるところですね。ここで、サブスクの活用例をいくつか紹介いたします。

活用例①「カフェ」

  • 「月額3,000円でドリップコーヒー1杯が無料になる「モーニングプラン」を提供」

    平日の朝7時〜9時に来店すると、1杯400円のドリップコーヒー(ICE/HOT)を無料でテイクアウトできるサブスク。

    ユーザーは、店頭やWebページからお店のアカウントに友だち登録してリッチメニューからサブスクの申込が可能。

    サブスク申込後は自動で会員用のリッチメニューに切り替わり、会員専用のメニューから1杯無料クーポンを取得し、注文時に提示してサービスを受けることができる。

こちらはオフィス街にあるカフェを想定したサブスクサービス導入の例で、平日7〜9時の間に来店したサブスク利用者に「ドリップコーヒー1杯を無料で提供」するというものです。

平日朝の来店客数が増えることで、コーヒー以外の商品やサービスの売上増加が期待できます。例えば、サンドイッチやパンなどのフードメニューの販売促進にも繋がる可能性があります。

活用例②「ファンクラブ」

  • バンドグループのオフィシャルファンクラブを開設!
    申し込み〜会員特典提供までLINEで完結

    ファンクラブ(月額550円)へ入会することで、ライブの先行予約や会員限定のグッズ購入、メンバーからのお誕生日メッセージが届く等の特典を受けられる。

    ユーザーは、リッチメニューからファンクラブの入会申込が可能。申込後は自動で会員用のリッチメニューに切り替わり、会員専用のメニューから各特典を受けることができる。

    友だち登録画面で事前に推しのメンバーを選んでおくと、自分の誕生月に推しからのメッセージが届く。

ファンクラブへ入会すると会員限定のメッセージを受信できたり、限定グッズの購入などができるようになります。

ファンは誕生日に推しメンからお祝いメッセージが届くなどの特典、バンドは会費という収入を得ることができます。

サブスク機能でLINE公式アカウントを収益化!!Poster新機能「サブスク」のご紹介

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まとめ

LINEという身近なツールにサブスク機能を導入することで、より手軽に顧客との関係性を深め、安定的な収益源を確保できます。

また、パーソナライズされたコミュニケーションや限定特典の提供により、顧客満足度向上やリピート率向上に繋がり、結果的に売上アップにも貢献してくれるでしょう。


Posterでは、LINE公式アカウントで提供しているメンバーシップ機能とは別のオリジナル機能として「サブスク機能」を提供しています。

Posterのサブスク機能を使うことで、会員情報を活用して細かなセグメント配信やリッチメニューの制御を行うことも可能です。

Posterのサブスク機能についての使い方はマニュアルページにて公開しておりますのでご参考ください。

Posterマニュアル サブスク機能の使い方

また、専用の開発も承っておりますのでサポートやカスタマイズをご希望の場合はサポートプランのお問い合わせ窓口までご連絡下さい。


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