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Messaging APIチャネルの作成方法

この記事では、Messaging APIチャネルの作成手順を解説します。

Messaging APIチャネルとは?

MessagingAPIチャネルとは、LINEプラットフォームの「Messaging API」を利用するための通信路(チャネル)の一種です。

合わせて読みたい チャネルとは? チャネルとは?LINE Developersコンソールでチャネルを作成・管理する方法を解説しています。

なぜMessaging APIチャネルを作成するのか?

LINE公式アカウントのbot化/通知配信などの自動処理の開発をする場合、またはそれらの機能を簡単に追加できるサードパーティー製の拡張ツール等と連携したい場合に「Messaging API」を経由してLINE公式アカウントと繋ぎ込みをする必要があります。

Messaging APIはMessaging APIチャネルを作成しないと利用できません。
すなわち、Messaging APIを利用するにはMessaging APIチャネルの作成が必須になります。

合わせて読みたい LINE公式アカウントのAPI(Messaging API)について この記事では、LINE公式アカウントで提供されているAPIとは?APIを使うとどのようなことができるのか?について解説していきます。

Messaging APIチャネルの作成・有効化の手順

⚠️ 前提:Messaging APIチャネルは「LINE公式アカウント作成後」に設定する

まず大前提として、Messaging APIチャネルはLINE公式アカウントを作成してからでないと利用できません。
Messaging APIチャネルだけを単体で作成することはできず、「LINE公式アカウントに紐づく形」で初めて作成が可能になります。

🚨 2024年9月3日以前との変更点:LINE Developersから直接作成できなくなりました!

かつては、LINE Developersの管理画面からMessaging APIのチャネルを直接作成できました。現在はLINE公式アカウントの作成後に「Messaging APIの有効化」という形で作成されるように変更されています。

参考ページ:https://developers.line.biz/ja/news/2024/09/04/no-longer-possible-to-create-messaging-api-channels-from-console/

つまり、今はLINE公式アカウントの管理画面から設定を進める流れになっているということです!

すでに運用中のLINE公式アカウントがあり、ツール連携等でMessagingAPIを利用する必要がある場合には下記の手順でMessaging APIチャネルの有効化を実施してください。

有効化の手順

  • 1.LINE Official Account Manager にログイン

    LINE Developersにアクセスし、ログインをします。

  • 2.対象の公式アカウントを選択

    一覧から対象の公式アカウントをクリックします。

  • 3.「設定」をクリック

    画面右側にある「設定」をクリックします。

  • 4.左側メニューから「Messaging API」を選択

    左側メニューから「Messaging API」をクリックします。

  • 5.「Messaging APIを利用する」ボタンをクリック

    「Messaging APIを利用する」ボタンをクリックします。

  • ? 「Messaging APIを利用する」が表示されない場合

    「Messaging APIを利用する」ボタンが表示されない場合は、すでにMessaging APIが有効化されている可能性があります。その場合は、LINE Developersコンソールから既にチャネルが作成されているかどうか確認してください。

    LINE Developers内でチャネルとプロバイダーの権限が適切に管理されていない場合、必要なチャネル操作が行えない場合があります。

    合わせて読みたい 【初心者向け】LINE公式アカウント運用でつまずかない!プロバイダーとチャネルの安心な管理方法 LINEアカウントの管理者不明問題が起きないように、最初にすべき設定を解説しています。
  • 6.プロバイダーを選択(または新規作成)

    プロバイダーを選択(または新規作成)して、LINE公式アカウントAPI利用規約に「同意する」をクリックします。

  • ⚠️注意

    チャネルを作成する際には、プロバイダーを1つ選択して紐付ける必要があります。
    プロバイダーの紐付けは後から変更することができません。

    🚨プロバイダー選択時に特に注意が必要なケース

    • チャネルとプロバイダーを別々の個人または企業が管理している。
    • 1つのプロバイダー配下に、相互に関係がないサービスや企業のチャネルを作成する。
    • チャネルの運用ツール等を運営するサービス(企業)が管理するプロバイダーの配下にチャネルを作成する。

    このようなケースでは、後からチャネルをプロバイダー間で移動できないことや、プロバイダーごとに異なるユーザーIDが割り当てられることに起因して、将来的に問題が発生する可能性があります。そのリスクを十分検討した上で、適切なプロバイダーを選択してください。

    合わせて読みたい 【初心者向け】LINE公式アカウント運用でつまずかない!プロバイダーとチャネルの安心な管理方法 LINEアカウントの管理者不明問題が起きないように、最初にすべき設定を解説しています。
  • 7.プライバシーポリシーと利用規約に同意

    プライバシーポリシーと利用規約ページのURLを入力(任意)して「OK」をクリックします。

  • 8.内容確認

    内容確認画面で「OK」をクリックします。

上記の手順により、Messaging APIチャネルが有効化されます。

まとめ

以上、Messaging APIチャネルの作成方法について解説しました。

LINE公式アカウント拡張ツールを導入する場合に、Messaging APIチャネルの操作は必須です。

Messaging APIチャネルの有効化操作は1度しか行えません。

有効化の場面以外でもMessaging APIチャネルの操作はLINE公式アカウントの動作に影響を与える可能性があるので慎重に行いましょう。

作成後はチャネルとプロバイダーの適切な権限管理を設定するようにしましょう。

合わせて読みたい 【初心者向け】LINE公式アカウント運用でつまずかない!プロバイダーとチャネルの安心な管理方法 LINEアカウントの管理者不明問題が起きないように、最初にすべき設定を解説しています。

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